1999.5.8 老人問題研究会千葉にて

特別養護老人ホームにおける権利擁護

〜オンブズネットの実践から〜

 
1,老人ホームに勤めて感じたこと

 ボランティアがきっかけで...  横浜の特養に5年間
 壁→ 同僚、医師、関係性

 2年間の放浪生活 

 茅ヶ崎のカトレアホームで14年
 介護職と生活相談員職と施設長職

 14年前のカトレアホーム
  嗜好品の持ち込み禁止
  歩け歩け運動
  音楽リハビリ


2,「専門性」とは何なのか

 治療の場 訓練の場 教育の場  → 生活の場

  神奈川県の指導監査

指導指針 「個別処遇方針の全員策定」

お年寄りの意志をきちんと活かし、本人の合意を得た個別処遇方針を全員にな んて無理 全員に策定する必要はない と訴え

 監査結果 →文書による指摘事項となる(92年1月)


 1992年 監査による個別処遇方針策定の指導を問う(老人生活研究92年9月号)
 1993年 人権の視点から操作主義を問う(老人生活研究93年7月号)
 1993年11月 厚生省監査
                   http://www.NetLaputa.ne.jp/~kent

3,人権概念を道具として使ってみたら

人権のモノサシを使って自己覚知する(自分をマナイタにのせる)

「自由にさせる」と「自由である」ことの違い

「老いては子に従え」

自己決定権と自己決定能力 → 高齢期知的障害(痴呆症)

専門性と操作主義

 善い悪いではなく、操作していることの自己覚知
 パターナリズム(マターナリズム?)善意の押しつけ
 「あなたの為なのだから」「正義の意識」の自己覚知
 無意識に相手を見下している態度 →ここから操作主義に陥る

 
4,対等な姿勢 ともに歩く

理解する <understand>

オンブズマンの必要性

事実・現実をひらく

 告発・糾弾型→
 ガス抜き型→
 協働型→

第三者機関だから「中立」ではなく、徹底して利用者側に立つ



カトレアホーム・http://www.shonan.ne.jp/~kattleya
湘南ふくしネット・オンブズマン・http://www.chigasaki.or.jp/~fukushi
老人ホームにおける人権・http://www.netlaputa.ne.jp/~kent
高橋健一
E-mail: kent@shonan.ne.jp
phone: 0467(52)8711 fax: 0467(52)8712






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